雪とけ出るもの
真冬マイナス30度近くまで下がるチュプ家あたり
この数日、ぐんぐんぐんと昼間の気温上昇

昨日は道北で25度とか

チュプ家あたりでも瞬間最高20度は超えていただろうと思います。
夕方には日陰や山あいなど抜かしてほぼ雪はなくなりました。
庭先では勝手に福寿草が咲き乱れ

同じく勝手に出てくるふきのとうも早速摘んで天ぷらにしました。

春の匂いがそこら中に充満?
散歩中のチュプも高鼻になったり地面を嗅いだり
穴があっては顔を突っ込んで前足真っ黒にして土掘りと
点検に余念がありません。

(高鼻の時は少し遠くに鹿の親子が見えたので内心慌てました)
さて本題。雪解けは犬の散歩にとってはゆゆしき問題が。
そう。雪の下からのゴミ。
ビニール(大中小)
お弁当食べかす一式ビニール袋入り
バナナ。。。
おにぎり
梅干し。。。
ガム(ガムや包み紙)
なんだか分からないプラスチックの破片
焼け焦げた紙やアルミ箔など、、(このあたりの農家さんは外でゴミなど焼くので)
鳥の羽(骨や卵の殻等も。。)
ティッシュ、、、
空き缶
空き瓶(オロナミンCとか、、、)
ペットボトル。。
ワンカップ大関、、、、、、、

車がわりと走る道路脇(しかも歩道側)に沢山。。。

しかも除雪ではねられてるのか粉々に割れたのが歩道に散らばっています。。。
犬の肉球が踏まないか本当に心配

誰か掃除してくれないんだろうか。
そして一番驚いたのは
ハムだかベーコンだかの塊。。1回ならまだしも2回。。。。。

よく贈答用にあるようなハムの塊の半分くらいとか。
ガブッと咥え取られまいと慌てて飲み込もうとするので(飲み込めない大きさ)
私も慌てて取り出す。

これはいくらゴミの練習しても、この肉の威力には勝てまいて。
肉???なんで????ありえないだろう?
とものすごく不思議。。
お歳暮の肉食べなかったから投げたの?とか。
食べながら移動してて食べきれなくて投げ捨てたの?とか。。
先日、禁止されてる毒まんじゅうをどこかの山で置かれて
犬が死んだらしいという話を聞いたので、
もしかして毒が仕込まれてるんじゃないか?と不安になりました。
ゴミについてはとにかく早くに見つけて根気よく教えていくしかないと思い
何かを見つけていったり
口にしそうになると「ゴミ〜!!」

避けて歩いたり靴で押さえたり。
もしも口にいれちゃったら「だめ〜!」

「だせ〜!」

と口を手でガバっとあけて手を突っ込んでは喉奥から取り出し、、、
とやっていたら
小さい頃からずっと懸念していたタバコはとりあえず大丈夫になった様子

さらには「ゴミ〜」という言葉にも反応するようになったのか
諦めるようにもなってきましたが、

紙類(特にティッシュ)や空き缶、ペットボトルなど大好きなものには
慌てて口にするもしくはイケイケグングン引っ張りモード

まだまだ気は抜けません。
ただあまりにも取り上げ過ぎると「イラっ」としたり
かえって逆効果な時もあるので(自分のものにしたがるなど)
たまには空き缶やペットボトルで遊んでもいいようにしています。
蓋を外したり、プルタブをとったりと。空き缶は歯が刺さってベコベコになるので
早めに取り上げるようにしますが

農村酪農地帯、雪でいっぱいになる土地
やっと雪解けたと思ったら
農家さんたちは畑仕事をする前に
ゴミ拾いからしなくてはいけないという状態。
おかしくありませんか?
そういうチュプ家ももう少ししたら土起こし。
チュプは急に暑くなったせいか
寒暖の差が激しいせいか
冬に何枚も着込んだ防寒服をまだまだ脱いでいます。

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category - しつけ
虫虫の守
雪も解けて来たし自然満載のチュプ家付近なので
初フロントラインをば。
箱書き見ながらチューっとね


先日、病院に行くのに
ひょいと便袋を持参。
念のためね
なんて言ってたら
このあたりでは久々に見ましたよ…と
いう虫が見つかりました

北海道でもなかなか居ないと思ってたけれど
内地から犬がたくさん来るような所行きましたか?

先生知ってるくせに知らぬように聞いてくる…

うへうへうへええ


でっかいお薬2つ
10日後にもう一回。
病院にもなかったので
お取り寄せの特別な一品です
2月始めに
珍しく嘔吐したと思ったら
その中にニョロニョロ虫がでて
お薬退治しました。
虫虫は外飼いの宿命だと思って定期的に検便はしようと思ってましたが
まさか本州の虫さんがつくとは
土壌でも5-6年生息するようなので
いつの時かの土ぼこりなどをペロッと舐めてもそうなるのかもしれませんね。

体重は17kg。
記事はまた改めますが
チュプ9ヶ月の今日。。
category - 病院記録
12.4.15 道犬協 帯広支部第71回展覧会
道犬協 帯広支部第71回展覧会に行ってきました。天然記念物北海道犬保存会の展覧会はすでに見学、参加しているものの
天然記念物北海道犬協会の方は展覧会数や場所の関係も含めてなかなかきっかけが無く
秋に旭川で行われる時に見学に行くくらいしかできないかなと思っていたのですが

今年初の春季展覧会が帯広で行われるということで、
いぬバカ日誌でもおなじみ、稚内武方荘のももの母さんからもお声をかけて下さったこともあって
「えいやっ」と見学に行くことにしました。


旭川から帯広までのルートっていうのは本当に不便。

とはいえ、ルートってのは場所によって行きやすい場所と行きにくい場所(山の迂回など)は常なので仕方ないですね。
昔から旅するのが好きだったのもあって
ルート考えるだけでも楽しいので、まあヨシとするか。


ただなかなかこの道程、入りやすいような場所に温泉がないんですよね。。


会場で車中泊するために、寝袋やらも積んで
土曜日の夜20時過ぎ出発、夜中の2時頃会場着。
行きは高速を使って行ってみることに。会場まで270km弱、途中どうにも眠くてSA毎に寄りながら
4時間半ほどの距離のところを6時間かけて走行。
帰りは14時過ぎに出発、19時30分位に到着。
下道、狩勝峠に富良野経由で175km程。
やはり4時間半ほどの距離を5時間半かけて走行。
チュプが笑顔で見ている先には仔犬とかがいます。
やはりまだ小さな頃に兄妹と別れてきたのもあるせいか
自分も仔犬気分?仔犬や小型犬が気にかかるようです。

いつもひとりきりだからなのか?犬同士で遊んでいる様子を見たり
やはり犬仲間がいると思うだけで嬉しいのかなあと
展覧会に来るたびに実感します。
(でもおだって来たり、他の犬があまりにうるさいとガウリます。。)
それは他犬種がいた場合とは異なる顔つきだなあと特に感じます。
まあ他犬種とはこんなに長い時間おなじ空間にいませんしね。
しつけ教室でも小さなトイプードルやチワワなどに鼻先を齧られそうになっても
怒らずにうまくかわしながら嬉しそうにしています。
もちろん、犬のことなので、何が起きるかを注視しつつ
お互いの飼い主はリードでセーブをしながらじゃれ合わせますが。

さて。一人で行くと困るのが
写真撮影。。。保存会の時はハンドラーしなかったので撮影できましたが
獣猟は別の方に撮影していただのをいただくしかなく。
これからも唯一の問題かも。
今回はももの母さんが撮影して下さったので、それを掲載させて頂きます。
(ももの母さんいつもありがとうございます

会員ではないのですが、当日出陳もさせていただけることになり。
うまく牽けるのかというよりも
他の方々に御迷惑をおかけすることになりはしまいかと
それだけが。。


ハンドラーが緊張ばりばりじゃ
がんばってるチュプに申し訳ないなと思い
気持ちを穏やかにするようにしてはいますが。。
やはり顔つき手つきが硬いですね

朝から武方さん父さんにも色々と教えて頂き、
他の方のハンドリングも見つつ
なんとか個体審査、そして比較審査を終えました。

前後の犬にガウるような態度をしましたが。。
本当にごめんなさい。(m´・ω・`)m …。。
なんとか終えて。( ´Д`)=3はひい。
もう、どうでもよく
このまま明日まで移動もせずにゴロンて横になって眠りたい感じです。σ(・・*)私

さて協会の展覧会では
「十大賞」というのがあって、幼犬~成犬の10頭でトップを決めるようです。(違ったかな(・_・;))
他には稚犬と仔犬とでトップを決める、ベビー賞ってのもあって、それはとても可愛らしかったです。
その十大賞の時、稚内武方荘で2頭でることになったので
急遽、壮犬の壱狼くんを私がハンドリングすることになりました。
壱狼くんはとても優しくて。

リンクでは壱狼くんが私をハンドリングしてくれました。

今回の展覧会では
宗麓夏ちゃん・稚内武方荘
宗龍旺くん・稚内武方荘の
同胎仔の牝、牡の全犬優勝の場にも遭遇できました。

実は、チュプの同胎仔の牝、「刀姫」も出陳していたのですが
このように兄妹で展覧会で再会っていうのはまたステキだなあとなんだか不思議な感動を覚えて
昼までとても寒かったのですが、心温かい心地になりました。
ようよう無事に展覧会を終えて帰途に。
富良野通ったらここに行かないととというラーメン屋でラーメンを食べ、

そこから少し先に行ったところにある六花亭のソフトクリーム立ち寄るまでには体力不足で断念。

帰宅後は結局3日ほどうだうだモードのyukoとチュプでありました。
さて、
こうして保存会や協会の展覧会見学や出陳させて頂きましたが
参加しても、順位など全く考えず
(そのくせトロフィーとか賞状が欲しいと言いましたが、、)
同犬種が勢揃いするのを見てみたかったり、犬と飼い主との関係を見たいとか、
チュプに他の犬に会わせたいという気持ちが主なものです。
あとは、会員になったり、また展覧会に参加して出陳料を少しでも出すことで
北海道犬の保存に少しでも役立てば、、と思っています。
(ただ、その金銭がもし、人の懐のためになっているようであれば
考えなくてはいけないことであると思いますが、、)
ただ、
展覧会ってやっぱり繁殖者さんのためのものなんだなあ。。と思うような事柄が増えてくると
私のようなド素人の、個人飼いの飼い主には
出陳する資格はないかもしれないと徐々に思い始めてはいます。
なのでもう少ししたらきっと出すのもおこがましくなるんだろうな。
どうもハンドリングもろくすっぽできていないようですし、
てことは飼い主として、犬の躾もだめだめって事で。
普段、やはりうちのような普通の飼い主にとったら
家の付近でずっと一緒にいるだけがいいのかもしれませんね。
category - 展覧会
換毛
なんだかだで10日以上ぶりの記事更新。
雪解けし始めると徐々にやることが増えていきます。
人の方では
草刈り、枝払い、そしてもっと溶けたら家庭菜園の土起し。。
今年はGWよりももっと先になりそうだな〜。

犬の方では
ようやくアスファルトやちょっとだけ見え出した草地を
歩いたりすることができるようになりました。

そして4月始め位からすでに始まりつつあった抜け毛。
換毛期って言うんでしょうかね。
北海道犬飼いの方々の各種ブログを見ていても
換毛期の「いやっ」て程の半端無い毛量ってのが
どんなに半端ないほどなんだろうと。。

イイ子ねと撫でる。→毛が手袋に付く。。
よーし!と身体を撫であげる。→毛が私のズボンやら洋服にびっちり。。
喧嘩する。→毛が舞い鼻がこそばく洋服じゅうにくっついて。。
朝、昼、夜とそして気がついては
ブラッシング。。毛が舞う〜〜


抜けるの早いような気もするけれど、
よく考えたら
真冬はマイナス30度まで下がるのだものね。

暖かくなって気温プラス0度になるってだけでも
30度上がることに。

暑いわけだよな。。
…ちなみにチュプ家付近の夏の昼間の気温は
平気で30度越えます。

去年は瞬間最高気温、プラス36度いったかもしれません。
真冬と真夏の気温差が
…60度以上越えるこの地域。

さらに外は影になる場所(木陰など)がほとんどないので、対策を練らなくては。
やはり数年懸念していた「冷房」いれてもらうかな。。

んなことを考えながらせっせと毛を抜いて(?)ちょっとずつ貯めてもいます。
犬毛で犬毛人形つくれるかな。どのくらいの量で作れるんだろう。
ブログ見てきた中での最長は3年ほど貯めてる人がいらしたけれど、
それ以上貯めているかたいらっしゃるんでしょうか。
そして本当に犬毛マスコット作った方はいるのかしら。

最近
すっかり玄関外のウッドデッキにいることに慣れて。
(ウッドデッキといっても、すのこ状のスロープになってる場所なのですが)

昼間はこうして顎乗っけながら外を眺めたりしているようです。

朝〜昼までは日差しを遮るものがないので
パラソルをそろそろ立てないとと思う次第。

家に来てからずっとそばに置いてある
枕、ぬいぐるみ、敷物。。
それらの愛用品を
犬舎から咥えて引っ張りだすので

並べてあげました。
寝床には必須なようで。。

category - お手入れ
今時期だからできる冬遊び
冬遊び、なのか春遊び、なのかよくわかりませんが。11月頃から徐々に徐々に。降っては解けて
そしてまた降って根雪に。
それでも歩くにはツボ足になるふかふかの粉雪雪だまり。
12月〜2月の真冬も過ぎていくと春に向かって気温もあがり始め。
徐々に解けてはまた降って。
そして太陽の日差しと寒い風とで雪は硬雪(かたゆき)となる3月末程になると
やっと、林や森、山の中をスノーシューや歩くスキーで歩いたりできる雪の硬さになるかと。
雪崩にも注意はしないといけないのですが。
ただいざとなるとなかなか腰があがらない。
そうこうしているうちに4月に入って。本来だともう解けすぎてしまうのに
爆弾低気圧のせいで根雪はまだ残り硬雪は湿った部分と硬い部分とがありそうだなあと。
いつものチュプ家付近の田んぼ雪原にもいよいよ飽きてきて。
やはりこの冬、山もどきであっても一度は行ってみたいなと。
4月6日
まずはご近所の雑木林にて軽い坂と林の中を歩いて様子をみることに。

雪が降る前にここに来たことあるんだよ、覚えてる?


すぐそばに車道があるので
リードはつけたまま。

登るだけで正味10分もかからない小さな雑木林。
それでもとても喜んで。

上から車道を歩いてる人を見て
「あおーーーん」(・_・;)、、、、叫ぶなよ。。
木々の間もなんとか歩けそうかな。近いしまた来よう。
という感触でその日は終わり。
さて翌々、
4月8日花祭りの日。朝から晴れ晴れ。==========
とうとうこの冬の最後にして
やっと?念願かなった場所に向かうことに。
ここは前にいた犬と連れと私と3人で行った場所だったのだけれど
連れが連れて行ってくれた場所だったのであまり勝手もわからず
チュプと私の二人で行くには躊躇していたのですが。
天候もいいし、帰国後の連れの体調もわりと良くなってきたので
早速。
目の前には見たことのない雪山を目に。

早速歩き始め。
躊躇していましたが、見晴らしもいいしと
リードをつけたままですが引きずらせて歩かせてみることに。

やっぱり自分の好きに匂いをかいで歩いて行くのがいいよね。。

えっちらおっちら。

ひい〜足上がらんよ〜。
待っておくれ。チュプよ。ひっぱとくれ
たまに振り返ってみてくれるので嬉しい。。

ひゃっほう

犬も景色をみて何か思うのかな。

もっと早くにもう疲れたって言うかなと思ったけれど、
とても楽しそうに歩き、とうとうてっぺんまで来ました。

んんん。
なんか聞こえるぞ。。

遠くに別の団体が。。やってきた。。
しかもノーリードのワンコ4匹程見えるし。

ちょっと最近、他の犬や人との接触の方法を模索している最中。
出来れば遠のいていて欲しかったのですが
私たちの足あとをたどりながら
私達のいる方向に向かって団体で追ってきました。
。。双眼鏡を覗いていた連れ曰く、
犬がいるよ。雑種でしょ、言ってみようよとか言いながら歩いていたようで。
こちらはスノーシュー。あちらは徒歩。ツボ足歩きだしきっと上まで来ないよという
連れの思惑も外れてどんどん上に。
団体さんが遠くに見えてからはチュプも
リードは持ったままで。
もう少しゆったりと歩きまわったり休憩したり
犬笛を試したり練習もしたかったのだけれども
私達がいたこの一番てっぺんまで目指してきてしまったので
切り上げることに。残念。
てっぺんから外れて峰づたいに歩く私達を上から見つけて
こんにちわ〜!と挨拶が。
近くまでやってきそうだったので
嬉しんですけれど、やはり何かあっては困るしと。
訓練中なので近づかないでくださいと大声で言ってみたものの
こだまでよく聞こえないみたい。
手でばってんしたらわかったらしく、そのまま上の方に向かっていき
私たちは違う峰から廻って下りました。
なかなか難しいです。
もしかしたら大丈夫だったかもしれないけれど、
何かあったらと考えると
やはり事前に遠のいておくのが懸命かもと。
もう一度ゆっくりと登りたいなあ。
category - ワンコ